ちょっと豆知識
いろんな種類が作られ、
さまざまな場面で活躍しています。
ここでは用途から見た封筒を
ご紹介しましょう。
●一般的な封筒
いわゆる私たちが一般的に「封筒」と呼んでいる封筒です。白色のものや茶色、また色とりどりのカラー封筒などがあります。白色のものは通常の郵便物に、茶色は事務用としての用途があり、カラー封筒は、少しカジュアルな場面で使われることが多いでしょう。
●窓付き封筒
封筒の一部が透明になっている封筒です。窓の部分の材質などにより、メーカーなどで、さまざまな名前が付けられていますが、用途としては、会社から個人や会社あてに請求書や書類、案内状などの送付に用いられます。広告用のダイレクトメールとしてもよく使われています。
・ワックス窓封筒
普通の窓付き封筒は窓部分を切り抜いてセロハンなどを貼っていますが、ワックス封筒は、窓になる部分を磨いて透明にしています。このことにより、窓部分の段差がなく、中に書類などを入れる場合に引っかかることがなくなります。
書類を多数の人に送る時や、広告DMなどに重宝されているようです。
●頑強な封筒
一般的な封筒よりも特殊な構造であったり、特殊な加工がしてあり、種類により特徴的な用途があります。
・水分に強い封筒
水を弾く撥水加工がほどこしてあり、封筒の表面に水を垂らしてみると、水玉ができます。湿気の多いところでの使用や、特に、濡れてしまっては困る重要な書類の保管、また雨天の外出時などに便利でしょう。
・破れにくい封筒
引っ張っても、引っ掻いてもほぼ破れることのない封筒があります。紙を特殊加工したもので、水にも強く、透けにくいといった特徴も持っています。用途としては、水濡れしやすい場所での使用、ネジなどの部品の仕分け、商品サンプルなどの送付・封入、書類の封入や取出しなどを何度も繰り返し行う場合などが挙げられます。
・中の透けない封筒
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・マチ付封筒
マチ付(厚み)封筒の主な用途は、大量の書類、冊子などの保管や、受け渡しに便利です。工夫次第で、さまざまな場面に有効に使えます。
・レターケース
ボール紙等で作られた書類用ケースです。大量の書類や重要書類などを送る用途があります。郵便局のレターパックなどでも使われています。
・クッション入り封筒
中にプチプチやエアークッションなどと呼ばれる気泡緩衝材の入った封筒です。小さな器具や部品、アクセサリー類、USBメモリーなども入れることができるでしょう。
●特殊な封筒
頑強な封筒と同じく、特殊な加工などを施している封筒です。頑強な封筒に比べて、特殊・便利な用途があるものとして 紹介しましょう。
・透明封筒
ポリエチレンなど透明の合成樹脂で作られた封筒です。主にDMなどの広告に使われることが多いものです。中身が見えるので、デザイン次第で、開封される率が高まるようです。また、細かな部品など、一目で種類を知りたいものの仕分けなどにも利用できます。
・封緘・開封しやすい封筒
開封部分にシール加工やミシン目加工がしてあり、簡単に封緘でき、またハサミなどなしで簡単に開封出来る封筒です。
DMに使われることが多く、開封率も一般的な封筒に比べて高いようです。
●ファンシー封筒
ファンシー封筒は、デザインを凝らした特殊な封筒です。多種・多彩な素材で作られ、押し花が添えられたものや、リボンがついたものなど、市販物から手作りの物まであります。事務用から広告用、また大切な人への手紙送付などと、用途もさまざまです。
●自社封筒
印刷会社などに発注して会社独自の封筒を作ることもできます。印刷は、これまで紹介してきた種類すべてに可能で、「既成封筒」を使ったり、全く既成外の「独自封筒」を作ることも可能です。用途は会社のイメージアップや、DMの開封率アップなど。デザインにより、大きな効果が見込めるものも少なくありません。
・既成封筒に刷り込み
すべての種類の既成封筒に印字することが可能です。長3、角2など一般的なサイズから長40、角0など特殊なサイズまで、用途に合わせて既成封筒にすりこめば、会社のイメージアップや集客、事務処理の効率化などが見込めます。
ワックス封筒の窓部分に印刷したり、封筒のペロの部分に印刷したりすることも可能です。 ※この部分「本当に?」と指示がありましたが判断つきかねますのでご指示おねがいします。
・独自封筒
まったく独自のサイズや独自のカタチをした封筒を作ることが可能です。丸いカタチやスイカ形など自由自在です。デザインも、印刷の咥え部分(余白が出る部分)を考えることなく自由に行えます。ただし、独自封筒を作るとなると費用が嵩むことになりますので、広告効果やイメージアップの効果などとの兼ね合いを考える必要が出てくるでしょう。
●印刷の種類
・オンデマンド印刷
「オンデマンド印刷」は印刷会社のHPなどでよく見かける表現です。小ロットの印刷に向いていて、多量の印刷でない限りオフセット印刷より安価なのが通常です。
・オフセット印刷
紙に印刷する場合に、一般的に使われる印刷機です。小さな文字や細かなデザインまでくっきりと表現されます。オンデマンドとの違いは、緻密な部分での仕上がりの良さです。
・その他
現代の印刷技術は高く、印刷できないものはないと言われています。紙や布、ビニール、立体物への印刷はもちろんのこと、水の表面に印刷することも可能です。
一般的な印刷機としては、オンデマンドやオフセット以外には、チラシなどを印刷する輪転機や、衣料品・美術印刷等に用いられるシルクスクリーン印刷などが知られています。