イラストレータで文字をアウトライン化すると、文字が少し太ってプリントアウトされました。実際の印刷でも太りますか？

文字は編集可能なテキストデータからアウトライン化することで、それまで持っていたフォント情報が破棄されてしまいます。

フォント情報とは様々な環境であっても文字として視認できるためのシステムであり、（長体をかけても文字として認識できるようにするといった機能です。）アウトライン化によるオブジェクトとなることで、その情報を失ってしまい、「図形（オブジェクト）データ」の一つとしてみなされてしまうため、太って見えてしますのです。

しかしながら、実際のところはそのような「太り具合」はごくわずかなものであり、低解像度のプリンター及びご家庭で一般的に使用されているインクジェットプリンターで出力した場合、そのわずかな部分が強調されてしまい、文字が太って出力されてしまいます。

オフセット印刷のような解像度が高い出力機で印刷する分に関しては文字の太りは肉眼で判別できないほどに抑えられ、 太ることはありません。

ご安心ください。