「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」の仕上がりはどのような違いがありますか？

「印刷の仕組み」と「インキ」が違います。

■オフセット印刷とは

オフセット印刷（おふせっといんさつ、Offset printing）は、印刷技術のひとつで、実際に印刷イメージが作られている版と紙が直接触れないのが大きな特徴です。

版に付けられたインキを、一度ゴムブランケットなどの中間転写体に転（offset）した後、紙などの被印刷体に印刷するため、オフセット印刷と呼ばれます。
印刷には一般に油性のインキを使用し、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのプロセスインキをかけ合わせることにより、精細な画像を再現します。
回転数を上げての印刷が可能で、生産効率が高く、大部数の印刷に向いています。

■オンデマンド印刷とは

　オンデマンド（On　demand）印刷とは、「要求・必要（demando）に応じて、必要な部数を提供する印刷」という意味です。

　一般的に、カラーレーザー出力機による印刷をさし、オフセット印刷のような版は使用しないため、小ロット・多品種（宛名印刷やナンバー入れなどの可変データ含む）のスピーディーな商品作成に向いています。

　印刷には一般的にトナーを使用します。トナーを熱で定着させる印刷形式なので、凹凸のある紙にも対応の幅があります。

※印刷機はご注文内容や社内の発注量などに合わせて変わります。そのため再注文のお客様の場合も、前回と違う印刷機で印刷する場合があります。ご了承ください。

※印刷機を指定することも可能ですが、追加料金がかかります。